運営団体について
市川市で40年以上、ひとり親家庭や学校に行っていない子どもたち、そして発達障害の子どもたちの学習支援を行っているNPO法人ダイバーシティ工房が運営しています。
法人概要
-
名称:特定非営利活動法人ダイバーシティ工房
-
設立:1976年(2012年法人化)
-
所在地:〒272-0034 千葉県市川市市川1-9-1 AKIOビル4階
-
代表理事:不破牧子
-
職員数:100名
-
事業内容:学習支援・放課後等デイサービス(千葉県市川市・船橋市・東京都江戸川区に6拠点運営、生徒数300名以上)・コミュニティスペース運営・保育園運営(千葉県市川市に2拠点)・自立援助ホーム運営・中長期シェルター運営・LINE相談事業
-
WEBサイト:http://diversitykobo.org
講師紹介
塾長
不破 正久(ふわ まさひさ)
1949年生まれ。慶応大学法学部卒。
サッポロビール関連会社に就職後、1976年に27歳で教育に目覚め開塾。自在塾と名付ける。
学ぶことは、自分自身の可能性を広げ自らの問題を解決できる能力を養うことだと考えています。学ぶことで自分自身が自由自在になれる、そんな想いから「自在塾」と名づけました。
自在塾では、ただ単に机に向かって暗記をしたり計算をしたり学校でのテストで良い点を取ることだけが勉強だと考えていません。
社会に出るまでに必要な力とは、「自分の考えを論理的な根拠から導く力」「自分の考えを正しく相手に伝える力」「人の考えを相手の立場で聞く力」「自ら問題を設定し、解決していく力」「問題解決の為に、仲間と協力できる力」だと考えています。
いくら学力があっても、社会に出てから「自分は何をしたかったのか」と考え、つまずいてしまう人は大勢います。 または働きながらも問題意識がなく、人に言われたこと、人から与えられた目標に対してしか動けない人もいます。
自在塾では、自分自身の目標に向かい身近な問題やさらには社会問題、世界の問題を解決できるような次世代のリーダーに必要な基礎学力の向上と、人間力の養成を行います。そんな子供達を増やす事が、日本を元気にする第一歩であると考えています。
また当塾では、子供は親だけが育てるものではなく地域の関わる人全てで育てていくものだと捉えています。
その為に、地域の人たちと交流する場を創り、年代を超えた人達の様々なアイディアと経験と共にお父さん、お母さんと一緒に子供を育てていきたいと思います。

教務主任
大野 隆司(おおの たかし)
1953年生まれ。立命館大学卒。
40年間中高の英語教諭として勤務。2016年より現職。
私が教員生活の中で大切にしてきたものは、子どもたちの成長を願う気持ちです。
子どもたちは、それぞれの資質や能力、家庭環境や成育歴などによって、置かれている状況はさまざまですが、適切な支援があればどの子も必ず成長していけるものです。その確信こそ、教育の仕事に携わる私の根底にあるもので、私の教育実践の基礎となっています。
私は長い間教員としてたくさんの子どもたちと接してきましたが、退職に際し、これまでの経験を生かして今後も教育に関わる仕事に携わり、子どもたちの成長に寄り添い、少しでも社会の役に立ちたいと強く思うようになりました。
今の社会状況のなかで、さまざまな要因から「生きづらい」という思いを抱えている子どもたちがたくさんいます。そういった子どもたちに、一人一人に合った適切な学習の機会を提供し、一人の人間として「自立」していけるように全力でサポートしていきたいと思います。

講師
大野 亮(おおの りょう)
千葉県出身。早稲田大学卒業。中高教員免許保持(社会・公民)
2011年よりインターンとしてダイバーシティ工房の立ち上げに関わる。
大学卒業後は人事コンサルタントとして中小企業の支援に携わったのち、2017年にダイバーシティ工房へ復帰。
私たちはたくさんの「~べき」の中で暮らしているように感じます。
例えば学校では「学校は休まず通うべき」「普通高校を出ておくべき」「部活に入るべき」「友達と仲よく遊ぶべき」「給食は残さず食べるべき」等。
それぞれの「~べき」には何らかの意義があるのかもしれません。しかし、それらに苦しんでいる子どもたちがいることは事実です。
「至極当然」と思っているたくさんの「べき」を「本当にそうなのかな?」とあえて問い直して、ちょっとゆるめてみる。そんなかかわりができるように心がけています。

講師
宮坂 奏子(みやさか かなこ)
社会福祉士。大学卒業後、高齢者の入居施設で介護職員を経験。
2019年、ダイバーシティ工房入職。
つまづいている分野を基礎から学びなおしていくとともに、得意なこともより一層伸ばすことで、「できること」を増やしていきたいと思っています。
自分に合った学習の方法を一緒に考え、少しずつ積み重ねていくことを大切にしています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

講師
金戸 渉(かねと わたる)
東京外国語大学卒業。2020年ダイバーシティ工房入職。
中高教員免許。
学校や地域で生きづらさを感じる人たちの支えになりたい―。
私の原動力になっているのは、このよう想いです。
現在、学校現場において、たくさんの方々が努力を重ね、種々の課題の解決に取り組んでいます。
しかし学校教育がどれだけ良くなっても、学校という環境に馴染めない子どもたちというのは必ずいると思います。
馴染めない自体は決して悪いことではないのに、
「私は何か間違ったことをしているんじゃないか」
「僕はみんなに迷惑をかけているんじゃないのか」
と肩身の狭い思いをしている子どもたちがいます。
でも大丈夫です。私たちは、そんな子どもたちの気持ちや考えを受けとめて、安心して学べる場を用意しています。
次のステージへステップアップするための力をたくわえる場所として、
ぜひご活用ください。

講師
小林 喜子(こばやし きこ)
明治学院大学国際学部卒業。2021年ダイバーシティ工房入職。
足りていないのは本人や家族の努力ではなく、社会が支える力や環境のバリエーション。そう考える「プラット」で、安心して学習したり人と話をしたり、興味のある活動に取り組むことのできる場所を作っていきます。
一緒に自分に合ったやり方、ペースを見つけていきましょう。
ご相談・お問い合わせ、お待ちしています。

講師
坂本 葵(さかもと あおい)
宮崎育ち、山口大学卒業。小学校教員免許保持。
2022年ダイバーシティ工房入職。
自身が学習面での挫折を経験し、「学校に行きたくない」と思った時期がありました。
だからこそ、そのような思いを抱えている子どもたちが安心して過ごせる居場所を作っていくことが必要だと感じています。
子どもたちがそれぞれのペースで自分に合った道を選んでいけるように、
また、プラットを居心地の良い場所だと感じてもらえるように、共に時間を過ごしていけたらと思います。
